付き合いたての二人
「ヘル……Stay(ステイ」
「っ!?(困惑気味」
「『待て』よ?(不敵な笑み」
困惑で振り返った彼の頬を優しく撫でながら
「ん~♡彼方の瞳は宝石のように綺麗ねぇ、ずっと見ていたくなる」
その言葉を聞き瞳をふせたがそのまま動かずにじっとしている。
本当は今すぐにでも私と離れたいと思っているであろうと頭の中で推測しながら
「わざわざ危ない目にあう必要はないわ」
はっきり言い切った。
「・・・。」
まだ不満そうな彼の手をひっぱりながら連れ帰った。
帰宅後、機嫌が直るまでとことん甘やかす
前から思っていたがヘルの甘噛みは痛い
好いているのは伝わってきて嬉しいのだが痛い
痛がる私に今度は舌で舐めて(優しさ)くれるのだが、それが更に痛みを増幅させている事に気づいていないのだろうな。
しかも最近では見える位置に跡を残す事もあり仕事中気が抜けない
それでアラン(義弟)とヘルが口論に・・・いや殺伐とした戦場になる場面に何度が遭遇し寿命が縮みそうであるw
ある筈もない耳と尻尾が見えてきそうな程 可愛いヘル…
ヘルの笑顔は本当に素敵で可愛いのである!